横木通過の時の前傾姿勢のやり方がわかりません。
 横木通過の時の前傾姿勢のやりかたがわかりません。駈歩がズムーズにできるようになったら自然とできるようになるのでしょうか? 障害鞍も買ったので、早く飛べるようになりたいです。

(18歳・女性・乗馬歴8ヶ月)
 横木通過のときは馬の動きを邪魔しないで、馬の口と背に負担をかけずについていっていくために前傾姿勢が有効なのであって、前傾姿勢ができることがテーマではありません。 多くの初心者が横木通過や障害飛越のときに前傾姿勢をとろうとして重心を前にかけてしまいがちです。そのことによって馬は運動しづらくなりますし、乗り手はバランスを保ちづらくなってしまいます。
 馬の背の負担を軽くすることが目的であることをよく理解してください。具体的には、横木通過や障害飛越のときに前傾してあぶみに立つという意識ではなく、お尻を後ろに滑らすようにします。自動的に上体は前傾し、脚はやや前に出て、重心を変えることではなく、馬の負担を軽く出来ます。(お買いになった障害鞍はお尻を後ろに,脚を前にしやすい形になっています)
 馬の動きにスムーズについていけるようになれば、あなたの望む運動を馬は意欲的に受け入れてくれると思いますよ。

(ジョーバ博士)


戻る